来る、夏休み

漸く試験終了！
もうこれで１キログラムはあろうかという巨大教科書を読みながら電車で立ちっぱなしなどと言う酷い状況から当分逃れられる！（普段はしないが）
…が、まだ一つレポートを提出していない。提出しようと思って用意していた課題のプログラム実行結果のテキストファイルを取り出そうとしたら…ない。コピー＆ペーストしたはずなのに！　我が家のPCでは出来ないのに！　定期切れているから学校にも行けんし！　ネットカフェとか…だめかな…。真剣に提出できない危機…。どこにいった、実行結果のコピー…！
同じく課題のWEBページの作成でもトラブル（？）が。多分つかってないから大丈夫、だろうけど。なぜかOperaでインラインフレーム＋frameborder=0＋幅100％にすると、インラインフレームの入っているセルが潰れる。どうしてくれようか。Fxは大丈夫だったのに。Operaめ、何の恨みがあってこんなわけのわからないことをしてくれる！
ということに悩んで、試験１コマ目なのに夜更かししてしまった。まあ、試験は合格点くらいはたぶん出来たからいいか。でも…根本的な解決になってないよぉ！

関口涙「刹那の魔女の冒険」

足跡のない雪の中庭で池に半身浸かった状態で発見された死体、文化祭のお化け屋敷で殺された幽霊役の生徒。
この２つの事件を解決するのは美少女探偵ヴィッキー。そしてヴィッキーが遭遇した第３の驚愕の事件は。

森博嗣「イナイ×イナイ」

兄を探してくれ、という依頼。その兄は戸籍上は死亡したことになっているが、地下牢に閉じ込められているのだという。
その屋敷を小川と眞鍋は訪れたが、なんと地下牢から依頼人の妹が遺体となって発見されたのだった。

アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」(ハヤカワ・ミ ステリ 清水俊二訳)

インディアン島に集められた１０人の人々。１０人の犯した殺人をレコードが告げ、１人目が毒殺された...
次々に殺される容疑者たち。果たして処刑人U.N.OWENは誰なのか？

横溝正史「獄門島殺人事件」

「妹が殺される」
戦友の遺言のために瀬戸内海に浮かぶ獄門島へと渡った金田一耕助。そこに待っていたのは美しくも恐ろしい三姉妹や海賊、気違い、美少年、複雑な人間関係であった。
そして甲斐なく三姉妹の末娘が寺の桜に逆さにつるされているのが発見されて。

麻耶雄高「鴉」

弟が殺される半年前に滞在していたらしい埜戸村を訪れた珂允。
「大鏡」という現人神によって、その村は外界と隔てられ何百年も昔のような生活をしていた。
身元を隠して弟の死の原因を探っていた中、新たな殺人事件が起こり...最後にメルカトルが明かす驚愕の真実は。

横溝正史「本陣殺人事件」

岡山県のある農村の名士の跡取りがついに結婚することになった。相手は元小作人の娘。家柄違いと反対を受けながらもなんとか説得したのだが、結婚した翌朝、夫婦は惨殺死体となって発見された。そしてその現場は密室で...!?

アガサ・クリスティー「スタイルズ荘の怪事件」(能島武文・訳 角川文庫)

資産家の老婦人エミリーはつい先頃二十も若いアルフレッド・イングルソープと再婚した。
スタイルズ荘に同居する家族たち、エミリーの息子、ジョンとローレンス、彼女が後見する娘シンシア、ジョンの妻メアリー、更にはアルフレッドのいとこであるエヴァもこの若い夫に騙されているのだと説教するが、エミリーは全く聞く耳を持たなかった。そしてある夜、ついにエミリーは毒殺されたのだった。
ジョンの友人としてスタイルズ荘に逗留していたヘイスティングスは偶然にも村でポワロと遭遇、ポワロが事件の解決に乗り出す。
割れたコーヒーカップ、ストリキニーネ、燃やされた遺言書、数々の証拠はいかに事件に関わったのか？

白鳥の湖

昨日の夜、突然舞台を見に行きました。
バレエと聞いていた筈が、言って見たら結構前衛舞踏っぽいのが多く。獣のように飛び跳ねたり伏したり。（後で演目見たら名前に狼がついていた）でもところどころやっぱりバレエ。人間とは思えないほどあの人たちときたら体が曲がる曲がる。
最後の演目が白鳥の湖（のなぜか3幕と4幕のみ）黒鳥さん素敵。というか、主役の白鳥を差し置いて一番踊ってない？　豪華なのは白鳥の湖のところだけど。でも白鳥（非・姫）がずらずらと並んで踊るのを見るたびに十三魔女を思い出してしまう。キレイだけど。（白鳥の湖で止まって入るような記憶が。ひさしぶりにCWやりたいところだが、休みまでは無理だな）
バレエって実は完全にお芝居なのか。とか今更。躍っていない登場人物はわきで小芝居。オペラとか能だとかと違って言葉が判らんでも支障がない･･･が、むしろストーリィを予習しておかないと全く判らんのかもしれない。

江戸川乱歩「孤島の鬼」

　密室で殺された恋人の敵を打つため、友人の探偵に依頼した主人公であったが、その探偵もまた何者かに殺されてしまった。
　探偵が彼に残した大きな壷は一体事件にどのような関係があるのか。殺された恋人の婚約者であり、主人公に気があるらしい医学生と事件の真相を探っていくうちにたどり着いた恐ろしい事実とは。

　the 江戸川乱歩！
　いつもながら、なんておどろおどろしく気味の悪い美しい話を書くものか。
　さすが傑作の評判も尤も、か。
　･･･それにしてもこの時代に乱歩がBLかいな。医学生のキャラクターは素敵ですが。