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最近、火曜日には0時間目があって、日本史を受けている(理系なのに)
0時間目は7時20分から開始で、したがって当方6時起きである。
なのに、朝起きるともうひどい時間帯で、すわチコク確定!だったのだ。
大急ぎで家を飛び出し、走って行こうとするのだが、なぜか体が重くて思うように走れない。殆ど這う様なスピードである。
それでも仕方が無いのでずるずると歩いていくと、農園が見えてくる。
いや、農園というよりかは東南アジアあたりの田舎の小さな村の中、といった風情だ。
そこの中の道は急な下り坂で、そこを下れば学校まですぐなのだった。
すると、一人の少女が現れて、大きなダンボールを渡された。私と彼女はそのダンボールをそり代わりにして(川の土手の草原やなんかでやるように)、その土の坂道(しかも雨が降ったあとだったのかところどころに水溜りがあるし、そのほかのところは乾燥しているのだろうか、やけに砂埃があがる)を、家や牛の柵をすり抜けて滑り降りて行くのだった。
下までつくと、すぐ前はまたアスファルトの道で、少女は去って行った(多分滑りたかっただけなのだろう)
そこから左手に坂道を登れば、学校のはず。
また歩き始めたものの、またひどく体が思い。坂も急だ。
昭和らしい民家の並びの横をずるずる登って行く。もうすぐ登り切る、というところで、突然横の(つまり坂の一番上にある)家の戸があいているのか気になって、アルミサッシに(茶色のアルミの格子が縦に嵌っていて、ガラスが入っているような戸だった)手をかけてひいてみたが開かなかった。しかし、そのことでどうも住民が来客だと思ったらしく(当たり前か)おばさんが一人出てきて、私は、鞄があたったんです、と弁解をして学校へ向かった。
学校につき、プラネタリウム教室(ここで毎回補習がある)へ行くと、非常に広く、映画館のようなつくりになっている。生徒も百人ほどいたが、みな腕を膝の上で組む様にして、顔を下げて眠っているようである。毛布まで被っている。
私は席に腰を下ろした。息をついていると、足に何かがあたる。何かと思って椅子の下から引っ張ってみると、青地に灰色の太いラインの入ったリュックで、どうも私は席を間違えて他の人の席にいま居るらしい、と気付く。そういえば、席順もらったっけなぁ、とおもい、もっと前だったような気がしたので会場(講義室というよりもそこは大きな会場であった)を下って行った。下まで降りて、先生のいる教壇の下のあたりで鞄を開き、席順の課かれたプリントを探していると、先生に気付かれ、遅刻ですね!とひどい剣幕で怒られた。
錯って自分の席だとおもわれるところへささっと行くと、先生はまた授業を再開した。
漸く席について、ほっとしていると、
目が覚めた。
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