開業医ワトスン博士の元に連れてこられた患者は自分がシャーロック・ホームズであると信じる神経衰弱の日本人留学生、夏目漱石だった。
仕事でロンドンを離れていた本物のホームズから、自分が戻るまで夏目をホームズとして扱うように、との伝言が届き、ワトスン博士は夏目を預かることになる。
夏目の神経衰弱はどうやらある女性への片思いのせいらしい。しかして2人が招かれた降霊会で出会ったその女はなんとアドラー嬢だった! しかもその降霊の最中、誰も動けなかったはずなのに霊能者が毒殺されてしまう。夏目ホームズとワトスン博士は事件を本物のホームズのように解決できるのか?
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