円紫師匠と私シリーズ第2段短編集。
「朧夜の底」
『私』の友人正ちゃんのバイト先の本屋でなぜか棚の本がまとめて上下逆さにされる悪戯が。いったい誰が何のために?
「六月の花嫁」
友人につれられて軽井沢の別荘へ行くことになった『私』。
ところがチェスのクィーンが行方不明になり、なぜか卵入れから出てきて?
三題話式悪戯に隠された真相。
「夜の蝉」
『私』がいまだにどこか恐れてしまう美しい姉。
その姉の奇妙な体験と、姉妹の絆。
再読。にもかかわらずアンドーさんしか覚えていなかった・・・(笑)
見事な忘れっぷりに感心するね。
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