忍者ブログ
* admin *
[524]  [523]  [522]  [521]  [520]  [519]  [518]  [517]  [516]  [515]  [514
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

パスティーシュ短編集。(漱石と倫敦ミイラの謎?)

「青の広間の御手洗」
久しぶりにストックホルムから馬車道に戻ってきた御手洗潔。なんとノーベル賞の共同受賞の話から逃げてきたらしい。受賞は断ったが御手洗と石岡は授賞式に招待されることに。

「シリウスの雫」
イギリスのとある村に置いて行かれてしまった石岡。村の近くには空を飛ぶ小人伝説と逆さ向きの階段がついた遺跡があった。遺跡に散歩に行った石岡は逆さ向きの階段を上がる人影を目撃し、その直後意識を失う。遺跡から助けられた石岡は、同じく遺跡内で逆さの死体となって発見された老人の殺人容疑をかけられていた。

「緋色の紛糾」
捜査中の殺人現場を再現した部屋の中で教授が銃で撃たれて死んだ。部屋のドアは施錠されており、その鍵を持っていたのは教授の部下である玉川と王のみ。自殺でなければこのどちらかが殺したことになる。しかし強い動機を持つ王は教授の幼い孫に鍵を貸していたのだ。

「ボヘミアンの秋分」
スペインの大使が婚約に際し、かつての恋人である愛鈴・アドラーの元より写真を盗み出してほしいとの依頼にホームズはかの奇策を実行するが、すでに愛鈴・アドラーは脱出していた。しかも邸内から男の死体が。動機を持つのは招かれていたバンドマンだけだったが、彼は邸内から出ていないにもかかわらず、凶器が庭の池から見つかる。凶器をどのようにそこに捨てたのか?

「巨人幻想」
霧の中を歩く巨人、窓から覗き込む大きな顔。小人の次には御手洗と石岡は巨人に出会う。そしてついに巨人は風車小屋を踏み潰し、中からは他殺体が。
一方、ホームズたちは世話になっている学長の孫が誘拐されたと知り、捜査に乗り出す。叔父が関わっていると推理したホームズは彼がいる風車小屋に向かうが、なんと風車小屋は全壊、他殺体と瀕死の叔父、そして妙な東洋人に出会う。

解説「石岡和巳対ジョン・H・ワトスン」島田荘司
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧可     
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
BACK HOME NEXT
gremz
プロフィール
HN:ハクア・カノト
HP:道化館
誕生日:1988/ 08/ 29
職業:学生
趣味:本・絵・音
最古記事
2006/01/01(Sun)
2006/01/03(Tue)
2006/01/04(Wed)
ブログ内検索
[05/19 Backlinks]
忍者ブログ // [PR]

template ゆきぱんだ  //  Copyright: 覚書 All Rights Reserved