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ボケホームズ保住君とツッコミワトソン和戸君の名(迷)コンビが贈る漫才系事件簿。

「番犬騒動」
イギリスへゼミ旅行に行くことになった和戸君は旅費を稼ぐために犬を散歩させるバイトをしたのだが。

「洋書騒動」
イギリスのゼミ旅行中、メンバーの一人の日渡が買った高価本が消えて?
「煙草騒動」
ゼミ旅行から帰る前に催された送別会。しかし楽しいはずのパーティーで殺人事件が!

「分身騒動」
ゼミ旅行から無事帰ってきた面々だったが、旅行中に日本では彼らのドッペルゲンガーが目撃されていて?

+ + + + + + + + + +
とまあ、前回のサークルの読書会課題本です。その日の昼に読了。結構ぎりぎりまでかけたりなかなか宜しくない・・・が、昔読んで放置も宜しくないとも(クリムゾンの細かいところ完全に飛んでて話についてゆけなかったさ)
個人の感想としては、それまでの3話で読み飛ばしていた部分が見事に伏線となり4話で全てキレイに回収!な展開はとても好き。ただ、会話だけで進めるという形式への挑戦はいいと思うんだが、どうにも文章が読みづらい。関西弁にもところどころ違和感のある表現が紛れ込んでいた(最初「この日と関西人ちゃうのにやってもたんちゃうか」と疑ったぐらい)のだが、何よりも読点の打ち方が妙でリズムがとれない。朗読する調子で読むタイプなので致命的・・・まあ、二話以降は形式も変わって読みやすくなったが。でも題名からしても謳い文句にしてもしゃべくり漫才的なものを目指すなら台詞にリズム感は要るのではなかろうか。
前半に感想を言った先輩方は寧ろ読みやすかったという意見が多かったのでマイノリティかと思ったら、最後の方になって文章が適当、という話から尼崎市民性論になり・・・(笑)(※著者黒崎緑氏は尼崎市出身)まあ、尼っ子には怒られそうな感じでしたが、幸いにして尼っ子はその場にいなかったようです。いや、いたらいたで反論してもらえば盛り上がるか・・・?
でも紹介文に出てきたシリーズの続編でバンドを組んで歌う歌の歌詞が、実に興味深いというかむしろFUNのほうですかねえ。それに惹かれて呼んでしまいそうな予感も。(クィーンといわれて、ダネイっすか!)
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gremz
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