有栖川有栖「朱色の研究」

オレンジ色恐怖症の教え子から頼まれて２年前に和歌山で起きた二重撲殺事件の調査に乗り出した火村とアリス。しかしその矢先近くのマンションで関係者が殺されて。

京極夏彦「邪魅の雫」

連続毒殺事件の被害者達には共通点が見つからず、しかし被害者は瞬く間に増えていく。果たしてそのミッシングリンクとは。

山口雅也「キッド・ピストルズの妄想」

パンク・マザーグース第３弾。

「神なき塔」
反重力研究者が密室から天に転落死？

「ノアの最後の航海」
資産家の老人はノアの箱船を作らせたが、嵐の中船に泊まっていたいとこの科学者と共に死体で発見されて。

「永劫の庭」
毎年恒例の伯爵家の庭で宝探しの最中に伯爵の首なし死体が。

綾辻行人「水車館の殺人」

幻視画家の残した３基の水車が回る屋敷。今は仮面で傷を隠した息子が隠遁していたが、年に一度だけ父の作品を近しい人にだけ公開していた。しかしその日、家政婦は転落死し、絵は盗まれ、遂に悲惨な殺人まで起きて。

コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの冒険」（創元社文庫）

「ボヘミアの醜聞」
ある女優の元より写真を盗み出して欲しいと言う依頼を受けてホームズが考えた作戦とは。

「赤髪連盟」
見事な赤毛の持ち主に簡単な仕事で高い給金を払うという赤髪同盟の目的とは。

「花婿の正体」
莫大な遺産を継いだ娘の前から結婚寸前に姿を消した恋人の正体。

「ボスコム渓谷の惨劇」
全ての状況証拠は息子が犯人だと主張していたが？

「５個のオレンジの種」
KKKに殺されると言い残して青年の叔父も父親も死んでしまった。予告の種が送られてくる日と実行日からホームズが絞った犯人とは。

「唇のねじれた男」
阿片窟で消えた夫はどこに消えたか？

「青い紅玉」
クリスマスの七面鳥の腹から出てきたのは青い紅玉と呼ばれる宝石で。

「まだらの紐」
娘を殺した養父の恐るべき方法。

「技師の親指」
若い水道技師を襲った災難。

「独身の貴族」
独身を貫いていた青年貴族が遂にあるアメリカ娘と結婚を決意したが、花嫁が披露宴から行方を眩まして。

「緑柱石宝冠事件」
銀行家が担保に預かった宝冠が壊されてしまった。犯人は素行の悪い息子なのか？

「ぶなの木立ち」
娘は奇妙な条件でブナの庭の家で家庭教師をする事になったのだが。

文化祭

秋は文化祭の季節ですね。
我校ももうすぐ文化祭な訳ですが、クラブの立て看のデザイン担当のひとりになりました。
ということで、こんな絵の看板を見かけたら迷わず看板の指示に従ってお越し下さいませ（笑）

Under the Rose β版

ぼろぼろと出てきそうな予感がするわけですが、とりあえず上げてみました･･･よくよく考えれば道化間2ヶ月以上ぶりの更新になるわけで御座いまして。まずいなぁ、その放置っぷり。
素材の使用報告に行ってきたら思いのほか多かったと言う。連絡のつかない御仁もしばしば。報告できたところはといえば、私めの日本語が乱れていそうな･･･夜中にやるもんではないな。
ぎりぎりになって大幅変更とかかけてしまったところもまたおそろし。
こちらにも一応置いて置きましょう。

不完全版

G．K．チェスタトン「ブラウン神父の童心」

ブラウン神父シリーズ第一作。

「青い十字架」
大泥棒フランボウを追う高名な刑事は二人連れの神父に付きまとう奇妙な出来事の数々に遭遇して。

「秘密の庭」
進入不可能なはずの刑事の邸宅の庭に首を切断された死体が。しかも死体はその時居ないはずの人物のようで？

「奇妙な足音」
超高級ホテルに偶然呼ばれていた神父は部屋の外を半分は堂々と、もう半分は小走りにあるく不可解な足音に気がついた。

「飛ぶ星」
即興で演じられることになった喜劇の最中に大事なダイヤモンドが盗まれた。

「見えない男」
娘は２人の男に求愛されていた。一人は事業に成功し、もう一人は行方をくらましていたが、姿は見えないのに娘は行方知れずの男からの脅迫の声を聞くようになって、遂にもう一人の男が4人の監視がついた密室で殺されて。

「イズレイル・ガウの誉れ」
グレンガイル卿は奇妙な人物で、真の正直者に彼が持つ金を与えると遺言した。さて彼が死に、その死を調査しに来た探偵フランボウたちは屋敷内に小さな機械の中身らしい歯車や、剥き出しの嗅ぎ煙草の葉、金具無しのダイヤモンド、所々が切り取られたキリストの絵といった妙なものがあるのを見つけた。

「狂った形」
密室で詩人が死んだ。しかし遺書は何故か角がひとつ切られていて。

「サラディン公の罪」
湖の中の島に隠遁したサラディン公に親の敵と青年が決闘を申し込んだのだが。

「神の鉄槌」
教会のすぐ下にある鍛冶場で鍛冶屋の妻に言い寄っていた男が頭を鎚で砕かれて殺された。

「アポロの眼」
新興宗教の事務所の下で働く信徒である女タイピストの転落死は事故なのだろうか？

「折れた剣」
慎重な策士として知られた将軍と人格者である大統領の戦争の伝説は二人の性格には全くそぐわない物であったが、果たしてその真相とは。

「三つの凶器」
陽気な老人は脚にロープを巻き付け、窓から墜落して死んでいた。さらに現場には銃痕とナイフが？


ホームズと並び称されているようですが、日本における知名度はこちらの方が遥かに低いような･･･とは言え、私の好みではこちらの方が遥かに宜しく。
ちょっと幻想小説的な感じも。江戸川乱歩物のような。「折れた剣」なんかは寧ろ高田貴史氏のQEDシリーズ的ですが。

アガサ・クリスティ「アクロイド殺し」

イギリスの小さな村の名士アクロイド氏が殺された。つい昨日に自殺を遂げた彼の恋人を脅迫していた人物による口封じか、金銭目的か、それとも？ 引退してたまたま村に引っ越してきていたポワロはこの事件の真相を暴けるのか！
フェアプレイ議論を巻き起こした問題作。

バーナビー・ロス「Xの悲劇」

雨の日の満員電車で友人らと共に乗っていた実業家ロングストリートがコルクに毒針を刺した独創的な凶器で殺された。そしてさらに情報提供者も口を封じられて？