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円紫師匠と私シリーズ第2段短編集。

「朧夜の底」
『私』の友人正ちゃんのバイト先の本屋でなぜか棚の本がまとめて上下逆さにされる悪戯が。いったい誰が何のために?

「六月の花嫁」
友人につれられて軽井沢の別荘へ行くことになった『私』。
ところがチェスのクィーンが行方不明になり、なぜか卵入れから出てきて?
三題話式悪戯に隠された真相。

「夜の蝉」
『私』がいまだにどこか恐れてしまう美しい姉。
その姉の奇妙な体験と、姉妹の絆。

再読。にもかかわらずアンドーさんしか覚えていなかった・・・(笑)
見事な忘れっぷりに感心するね。
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館長が詐欺に引っかかりやくざに奪われた老人ホーム。そんな最中、殺人事件が起こり、無料ホーム・竹の子寮の落ちこぼれ老人のひとり陣兵衛が消えた。その前にホームのアイドルをめぐり決闘騒ぎまで起こしていた陣兵衛が犯人なのか?
老人ホームをやくざから取り返すために竹の子寮のゲートボールチーム「青い稲妻」の面々が立ち上がる!

島田荘司なのに・・・(笑)コメディだよ!
というか、車好きが高じて渡米したんかい、この人!?
クラブにペンファーザー卿宛で送られてきたチョコレート。たまたま前日に賭けに負けて妻にチョコレートを買って帰ることになっていた友人・ベンディックスはチョコレートを譲り受けて夫婦でそれを食べたのだが、妻は急死、自身も中毒を起こしてしまう。そのチョコレートにはニトロベンゼンが混入されていたのだ!
このチョコレートを送ったのはいったい誰なのか、犯罪研究会の面々がそれぞれ推理して導き出した6者6様の解答、そして明かされた真犯人とは?

少々軽い文章だがこの軽さが読みづらい・・・(笑)
犯人はちゃんと意外な人物です。6人とも全く違う解答にたどり着くわけですが、それぞれちゃんと筋道だったまともな推理&調査の上に成り立っているというのは非常に凝った趣向。
昨日バイト先で貰った鹿子百合。
構図悪かったかな。

残暑お見舞い申し上げます。
誘拐された子供の身代金を受け渡すため、指示に従って山手線に乗り込んだ母親。山手線の半径では絶対にどこかで電波が途切れるはずなのに、犯人から渡された無線機には常に電波が届いていた。犯人はどんなトリックを使ったのか?
犯人の策略で警察は巻かれてしまうものの息子は無事帰還。なぜか母親はそのまま失踪してしまった。電車内での母親の言動にも不審な点が・・・いったい母親と誘拐犯に何があったのか?

島荘だけど、ミステリではない。誘拐事件だが、あまりそこに意味はないような。
上記の本筋だとぜんぜん題名につながらねー・・・
グランディエ城の離れの黄色い部屋でスタンジェルソン教授の娘マティルドが襲われて重傷を負った。黄色い部屋の窓には格子が嵌められ、戸には厳重な鍵が。
さらに回復しつつあったマティルドを再び訪れた犯人は廊下で消え、三度現れ銃で撃たれたはずの犯人は何故かナイフで刺された森番に?
犯人として逮捕されたマティルドの恋人ダルザックを救うため少年記者ルールタビーユが正しく理性を働かせ、奇怪な事件に挑む。

文章が読みづらかった。翻訳家が悪いのか、フランス語だからか、元の文章の所為か・・・?
これがかかれた時代って、まだ密室モノと言えばモルグ街とかまだらの紐っつう時代なわけで、こういう中でこのトリックを持ち出したのはすごいわな。
当初、あれだけ完全密室であることを主張しているんだからマティルドの自殺を考えたが、事件後の彼女の反応とかで否定されるし・・・と思ったら、事故かよ!(笑) 実質これ事故じゃん!(笑) でもかなり意外な犯人。ただし一番の焦点である黄色い部屋の事件だけでは特定できないんじゃなかろうか。
とりあえず、このころのフランスってなんかすごいのかも。ルパンのルブランも同時代で、19-20世紀くらいのはずだから、サティやらラベルやらのモダンなクラシック作曲家の時代。変革の時代?
六角水晶
ブラジルメノウ
いや、安かったもんで・・・つい。新京極っておもしろいかも。
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gremz
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