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「サイト門のひらき方」
自殺サイトの監視をしていた部下が不自然な失踪。まさかミイラ取りがミイラに? サイトには"最終活動"に関する情報は一見してないようだが……

「身代金の奪い方」
突然なり行きで身代金を運搬することになった龍之介と光章。誘拐犯はいかに身代金を奪うのか?

「UFOの捕まえ方」
遺跡の町に現れたUFO。UFOが目撃された夜、奇妙な殺人事件が起きていた。事件の真相は、そしてUFOの正体は?

「見えない共犯者の作り方」
雪の夜、久しぶりに日本に帰ってきた有名ヒーラーが新居の窓から転落死した。犯人はどのように彼を突き落としたのか? 意外な共犯者とは?
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雪のために停車していた豪華国際列車・オリエント急行の一等室で男がナイフで滅多刺しにされた。たまたま居合わせたポアロは列車の重役の勧めで捜査に乗り出した。
医師の所見では傷は右利きのものや左利きのもの、深手もかすり傷も入り混じる。現場には女物の上等なハンカチ、パイプクリーナー。これは複数の犯人の存在を示すのか?
後半の畳みかけるような展開が楽しい。
「雪の絵画教室」
現場に続くのは前後一組の車輪の跡。

「えへんの守」
執行を任された武士が呪いを避けるために考えた奇策。

「念力時計」
「蚊取り湖殺人事件」
「銀の靴殺人事件」
「秘宝館の秘密」
「紋の神様」
青いキノコを発見。

青いきのこ
鮮やかな青い傘。柄は赤い。

青いきのこ
ちょっと向きを変えてみた。傘の裏は赤紫のスポンジ。イグチの仲間?

青いきのこ
手前はたぶん幼菌。

裏がスポンジ状なのでイグチの仲間ではあると思うが、
図鑑で調べたらどこにも載っていない……

と、ネットを辿るうちに、ついに判明!
なんと、日本では未確認だった熱帯種・Boletellus puteulanusでした!
おお、日本初上陸!? 新発見!?
女流記者バートンはABCショップで新聞を読むのが習慣だった。
バートンが迷宮入りした事件の記事を読んでいると、相席の老人は言った。
「事件に謎などない。私にとっては」
そうして警察を惑わせる数々の事件を隅の老人は軽々とバートンに解き明かして聞かせるのだった。

「フェンチャーチ街の謎」
「地下鉄の怪事件」
「ミス・エリオット事件」
「ダートムア・テラスの悲劇」
「ペブマーシュ殺し」
「リッスン・グローブの謎」
「トレマーン事件」
「商船<アルテミス>号の危難」
「コリーニ伯爵の失踪」
「エアシャムの悲劇」
「≪バーンズデール荘園≫の悲劇」
「リージェント・パークの殺人」
「隅の老人最後の事件」
ミステリー×ファンタジーシリーズ。
禁涙境事件の続き、というか並行して起きている怪人騒ぎについて。
(あらすじ割愛)

とりあえず、ついにミステリーじゃなくなったな、と。
事件は事件でも、CaseじゃなくEvent。
これまでは一応それらしい事件を中心に据えていたのに、今作は完全にファンタジー一色。ファンタジーとして読めばいいけれど、冠通りにミステリーを求めると残念すぎる。作品の完成度(特にミステリーとしての)よりもシリーズとしてのストーリー展開に重きを置いたのだろう。
まあ、この手のはネタ切れしやすそうな気はする。
ミステリーとしてはダメだったが、ファンタジーとしてはそれなりに楽しめた。
「バグズ・ヘブン」
ある日突然霊感を得てから村人たちの悩みを解決するようになった女性。
それが奇跡か否か調査に送られたアーサーだったが、調査途中で彼女は庵で殺害されてしまう。しかも庵の戸は鍵が掛かり、出入りができるのは唯一天窓だけだったのだ。

「魔界への十七歩」
ある雪の降る夜。吠える洞窟の前に建てられた館に住む男が銃で頭を撃たれて死んだ。現場の別棟は雪密室。しかし男は敬虔なクリスチャンで自殺などしそうにない。なにが起きたのか?

「聖なるアンデッド」
古代遺跡の村に腐らない死体が見つかった、という話に真偽を確かめにやってきた2人の審問官。しかしその死んだ神父の聖なる死体が遺跡を発掘するためにアメリカからやってきた学者を襲い食らったという事件が。

「生まれゆく者のメッセージ(バースマーク・テリング)」
輪廻転生を認めるチベット。高僧の生まれ変わりを示すお告げの解釈に助言を与えたお陰でアーサーは生まれ変わりの認定に立ち会えることに。その裏でもう一人の生まれ変わりがある罪を明らかにしていた。
近現代の生物学の簡単な総論。
著者自身の経験も交えて、ワトソン&クリック(&フランクリン)のDNA二重螺旋、マリスのPCR、エクソサイトーシスなどをエッセイ風に概説する。
多少なりとも生物をかじっている人には物足りないだろう。高校生あたり向けの入門書といったところか? 読みやすい。
新人編集者は売れっ子女流作家を追いかけて、箱根に泊まりがけで原稿を催促することになった。ところが作家の宿の近くの崖でで強請屋紛いのフリーライターが自殺した? しかも同行していた作家の夫は行方不明に。
フリーライターの「自殺」に作家が関わっているのではないかと編集者は先輩と調査する。その過程で現れる意外な人間関係や秘密、それらはどのようにライターの死に関係するのか?
「ドアX」
女優の卵は辻占にドアXが幸運を呼ぶと言われて、ハリウッドの有名ライターに送ったシナリオを思う。
しかし、現実は?
彼女の前に現れたドアXが導くものとは?

「首都高速の亡霊」
ある雨の夜、うっかりベランダから落としてしまった植木鉢は運悪く男の頭を砕いていた。
一方、場末の飲み屋で殺意を固めた男は奇怪な運命に翻弄されて。

「天国からの銃弾」
引退を機に越した自宅の物見櫓から毎日、不思議な光景を撮るのを趣味に していた。この物見櫓からみると、ちょうどソープランドの広告塔に置かれた6体の自由の女神が富士山の前に並んで見えるのだ。
ある時、息子がその写真を眺めていて女神の目が赤く光っている写真があるのに気がつく。興味を抱いた息子は、しかしその女神の足元で首を吊って死んでいるのが見つかる。
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gremz
プロフィール
HN:ハクア・カノト
HP:道化館
誕生日:1988/ 08/ 29
職業:学生
趣味:本・絵・音
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2006/01/03(Tue)
2006/01/04(Wed)
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