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水路と3つの塔の町。
失踪して一年経って、男はこの町の外れにある水無瀬橋で死んだ。
その事件に興味を覚えてこの町にやってきた「あなた」は彼がなぜこの町にきたのか、何をしていたのか、なぜ死んだのか、調べてまわる。
事件当日落ちていた印の入った地図、溺れかけた猫、駅の掲示板に貼られた妙なビラ、知られていない3つの塔の由来……これらは事件に関係あるのか?
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「クィン氏登場」
クィン氏は事件はその当時より時間がたつほど理解できると主張した。そこで人生の傍観者サタースウェイト氏はかつて婚約したてで幸せであったはずの男が突如自殺した話を語る。

「窓ガラスに映る影」
その家の窓には無念の内に死んだ王党派の影が浮かび上がるという。そしてまた、その窓を臨む中庭で一つの悲劇が。

「道化荘奇聞」
車の故障で道化荘という宿で朝食を取ることになったサタースウェイト氏は偶然にもクィン氏と再会する。そこである目利きの貴族の娘が婚約者に逃げられた話を耳にして。

「大空に現われた兆」


「ルーレット係の魂」
サタースウェイト氏は例年通り、南仏のリゾート地にやってきた。ある晩カジノで、ルーレット係がサタースウェイト氏の配当を、彼女もまた常連客である婦人と間違えて渡してしまうのだが。

「海から来た男」
サタースウェイト氏は旅先のホテルの庭で自殺志願の男と出会う。その庭には海への断崖があったのだ。そして庭の奥には家があった。誰が住むのか好奇心に駆られた氏は家を覗きこみ、その女主人の悩みを聞くことになる。

「闇の声」
娘が夜な夜な「盗んだものを返せ」と囁く幽霊の妄想に悩んでいるから、助けてやってくれ。そう女男爵に頼まれたサタースウェイト氏。しかし娘も忠実な召使いもこれは妄想ではないと主張し、しかも娘にはその幽霊につけられた傷まであったのだ。

「ヘレンの顔」
神話のヘレンのように誰をも魅了する美しい娘。彼女は晴れて婚約することになったのだが、その後援者が反対するのではとおそれていた。

「死んだ道化役者」
新進気鋭の版画家の新作「死んだ道化役者」を買ったサタースウェイト氏。描かれた道化があのクィン氏に似ていたのだ。さらに興味深いことにはその舞台はある悲劇で知られた屋敷だった。

「翼の折れた鳥」
影の薄い数学者の家に招かれたサタースウェイト氏。家族を次々に亡くした悲運の一家の生き残りという夫人も招待されていた。

「世界の果て」
侯爵夫人に連れられた旅先。たまたま出会った夫人の姪の画家と、彼女が『世界の果て』と呼ぶ山の上へ行くと、なんとクィン氏が。

「道化師の小道」
一年近く前に読んだやつ。いまさら記録。

鉄を支配した鬼う羅、それを倒した吉備津彦命、その伝説が桃太郎として伝わる岡山県。
う羅の首が埋められた上に置かれた釜の反響音で吉凶を占う鳴釜神事のように、鳴ると家長が死ぬという釜が鳴り、その釜の前で長男が殺される。
病死したアール柱野が愛したバー『ざばずば』で彼を偲ぶ会が密かに行われていた。ところが地震で落ちた箱の中から死体が出てきた。さらに参加者たちの意外な思惑が事態を複雑にする。
デビュー作。

私立探偵リュー・アーチャーが引き受けた依頼は行方不明になった夫の捜索だった。彼は旅先でホテルに向かう途中、忽然と姿をくらましたという。
アーチャーの悪い予感は的中し、調査中に身の代金要求の手紙が届く。

フェラーズのデビュー作。

泥酔して道路に倒れた男をミルン夫人はひき殺してしまう。男の顔は潰れてしまっており、所持品にも身元を示すものはない。この事件に興味を抱いた犯罪ジャーナリストのトビーは相棒のジョージを連れて勝手に調査を始める。
イギリスを攻めあぐねて苛立つナポレオン軍の駐屯地に現れたのは殺人鬼『喉切り隊長』。犯行は一瞬のすきに行われ、誰一人としてその姿を見たものはない。最新の事件では、見回りをしていた兵士は明かりの元でさえ、なぜか『喉切り隊長』に気づかずみすみす刺し殺されてしまったのだ。
ナポレオンは警務大臣フーシェにこの殺人鬼を捕らえるよう命じる。
そこでフーシェはちょうど逮捕したばかりのイギリスのスパイ・アランを利用することを思いついた。妻とともに偽りの身分で現場となった駐屯地へと向かう途中、ナポレオン軍の奇妙な動きに気づき、なんとか本国と連絡をとろうとする。
「冒険なんてものは存在しない、全ては日常の些細な出来事だ」と主張する"日常の哲学者"バルタザール。孤児だった彼は、豪商の娘ヨランドとの婚約を認めてもらうために父親を探すことになる。しかしなんということだろう、父親を探し始めた途端に次々と『父親候補』が現れたのだ! バルタザールは貴族の息子なのか、大盗賊の息子なのか、はたまた……?
バルタザールの父親探しの旅は、逮捕、誘拐、戦争とまさに波乱万丈。それでもバルタザールは家政婦兼秘書兼タイピストのコロカントに「こんなものは日常的なものだ」などと嘯くが。
「赤信号」
降霊会になぜ精神科医の叔父が招かれていたのか。その理由を確かめに家を訪ねた主人公は策略に巻き込まれてしまう。

「第四の男」
列車で乗り合わせた3人の男たちは、フランスの有名な多重人格の少女について話し合う。

「ジプシー」
友人は夢に昔から現れていたジプシーに現実に出会い、彼女の警告通りに死んだ。彼女が何者なのか確かめようとするが。

「ランプ」
格安で手に入れた家には奇妙な現象が起こる。幼い息子はいもしない少年と遊んでいるというのだ!

「ラジオ」
甥の勧めでラジオを聞くようになった老婦人。ある日ラジオのクラシック音楽が突然途絶え、死んだ夫の声が呼びかけてきた。

「検察側の証人」
容疑者の妻は彼の不利になる証言をした。

「青い壷の秘密」
朝のゴルフ場に響く悲鳴。しかし自分にしか聞こえていないらしい。同じくゴルフ客の精神科医は彼には近くの家で殺された主婦の幽霊の声が聞こえたのだという。そして家からはその女と彼の叔父が所有する壷の絵が出て来て。

「アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件」

「翼のまねき」
富を手に入れ、幸福の絶頂だった男は脚のない笛吹にであう。

「最後の降霊術」
今回を最後にとの約束で、死んだ娘を呼び戻す降霊を行うことになった霊媒。しかし何か取り返しのつかないことが起きそうな気がする……

「SOS」
車の故障でたまたま泊めて貰うことになった人里離れた家の家族はどこか変。さらにあてがわれた部屋の机にはSOSの文字が。

「死の猟犬」
戦中に敵の兵団を建物の崩壊に巻き込むという奇跡を起こして村を救ったと言われる修道女。終戦後の現在、彼女は狂人と見なされ、ある精神科医の元で治療を受けていたのだが。
三篇のノヴェレット
「ドン・ファンの死」
ライツヴィルの劇場で『ドン・ファンの死』を公演予定だった役者が酔って階段から落ち大怪我。急遽立てられた代役は舞台で好き放題に暴れまわった一幕の後、控え室で刺殺されているのが発見される。

「ライツヴィルの遺産」
その老婦人の子供はあまり彼女に親切でなかったので、彼女は自分の身の回りの世話をしてくれる身寄りのない娘に遺産を遺すことにした。内緒で遺言書を書き換えた翌日、老婦人は急死する。そして遺言書が発表されると娘を何者かが狙いはじめて。

「キャロル事件」

二篇のショート・ショート
「Eの殺人」
出入りが完全に記録される塔の上で研究者が殺される。彼はEとも3とも見えるようなダイイング・メッセージを残していた。

「パラダイスのダイヤモンド」
カジノ『パラダイス』でダイアモンドフリークの女の貴重なイアリングが盗まれた。幸い犯人はすぐに捕まったが、恐ろしい女の剣幕に逃げだそうとして窓から転落死してしまう。泥棒が虫の息で伝えたダイアの隠し場所は『パラダイス』。しかし店内には見つからず?
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gremz
プロフィール
HN:ハクア・カノト
HP:道化館
誕生日:1988/ 08/ 29
職業:学生
趣味:本・絵・音
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