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小学生時代に交通事故で九死に一生を得た如月烏有は、身代わりに死んだ医学生の半生を追いかけて医学部を目指したが挫折し、絶望していた。河原を放浪しているとき不登校の女子高生桐璃と出会い、彼女の紹介で小さな出版社の準社員として働きはじめる。
そうして、烏有は桐璃と仕事で和音島へ行くことになる。20年前、和音という少女を中心に彼女に心酔した若者たちが暮らした島に、彼女の20回忌を機に集まるかつての若者たちを取材するために。
ところが、晩餐に現れた桐璃を見て彼らに奇妙な緊張感が生じ、その翌朝、夏の雪密室に死体が転がる。彼らが明かしたがらない「和音」や島の共同生活に事件を解く鍵があるようだが……。
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ライムらは脊髄損傷の新しい治療法を試すために南部の町を訪ねていた。ところがベル刑事のいとこである保安官からの要請で誘拐事件の捜査に参加することになってしまう。"昆虫少年"と称される変わり者の高校生が若い女性を誘拐したと言うのだ。さらに続けて、その現場を見に来た看護婦も彼にさらわれていた。一般に誘拐犯は24時間で被害者を人として扱わなくなるという――最初の誘拐事件はもう時間があまり残っていない。
コンティネンタル社の調査員はパースンズヴィル(ポイズンヴィル)に呼ばれて来たが、依頼人は何者かに射殺されたあとだった。現在、町は度重なる労働争議を鎮めるために集められたギャングらに支配されていた。それを批判したために依頼人は消されたのか? その夜、彼らと繋がっていたはずの依頼人の父である町の有力者の元にも刺客が。ギャングらの裏切りを恐れた老人は調査員にギャングらの無力化を依頼する。
若竹七海「スクランブル」

島田荘司「天に昇った男」

ジェフリー・ディーヴァー「コフィン・ダンサー」(池田真紀子訳/文藝春秋)
ライムたちのチームはコフィン・ダンサーと呼ばれる殺し屋に命を狙われる飛行機乗りたちを保護することになる。細心の警護とそれを掻い潜る殺し屋、それを罠に掛けようとするライム――スリリングな騙しあいはどちらが勝つのか?

ディクスン・カー「猫と鼠の殺人」(厚木淳訳/草原推理文庫)
冷徹な判事の家で娘の恋人が射殺される。判事は常々「有罪の被疑者に限って『状況証拠しかないじゃないか』という。もし自分が人を殺すならもっとうまくやるだろう」と言っていたが、事件は判事に不利な『状況証拠』だらけだった。

P.D.ジェイムズ「不自然な死体」(青木久恵訳/ハヤカワ文庫)
叔母の家で休暇を過ごすダルグリッシュ警視だったが、近くで両手首のない死体が発見され、捜査に巻き込まれてしまう。
ゴルフ仲間のリーブズ、ゴードン、カーマイクル元教授、マリヤット牧師はプレイの途中、陸橋から転げ落ちたらしい死体を発見する。探偵趣味のある4人はさまざまな推理を繰り広げる。

"お約束"をあざ笑うかのごときユーモア。
なるほど「ミステリ読みが最後にたどり着くミステリ」である。
読心術士を名乗るペニイクはサム・コンスタブルが夕食まで生きてはいないだろう、といった。果たして、サムは急死した。ペニイクは自分の念力「テレフォース」で殺したのだ、と主張。サムの死因は不明、さらに彼に近づいたものはいなかったのだ。本当にサムはペニイクの念力で死んだのか? それとも何らかのトリックが? HM卿が「テレフォース殺人」に挑む。
日系の恋人チコに付き添って日系米人のパーティーに行く羽目になった私立探偵トレース。休暇だというのに保険屋から人探しを依頼されてしまい、パーティーに飽き飽きしていたトレースは調査を開始する。
イタリアの都市間戦争でジェノヴァの捕虜となったマルコ・ポーロ。退屈しきった囚人たちにマルコはチンギス・ハンに仕えていた頃の数々の冒険譚を語る。

短編集。
謎々みたいなお話。
「ロビンソン」のイメージで読んだので肩透かしが…
「私の家では何も起こらない」
「私は風の音に耳を澄ます」
「我々は失敗しつつある」
「あたしたちは互いの影を踏む」
「僕の可愛いお気に入り」
「奴らは夜に這ってくる」
「素敵なあなた」
「俺と彼らと彼女たち」
「私の家へようこそ」
「附記・われらの時代」
前作「トロピカルフルーツパフェ事件」で決別した小鳩君と小佐内さんはそれぞれに"小市民"的な高校生生活を送っていた。
小佐内さんは新聞部の改革派・瓜野君と付き合い始める。瓜野君は学校新聞で市内で起きている連続放火事件を取り上げ、学校中の話題となる。彼の「取材」はどんどんエスカレートし――
一方、小鳩君もクラスメートと交際を始める。ところが、放火事件に小佐内さんが関わっているのではないかとの疑惑が。結局、幼馴染で元新聞部部長の堂島健吾とともに事件を調べることになってしまう。
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gremz
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誕生日:1988/ 08/ 29
職業:学生
趣味:本・絵・音
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