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フェラーズのデビュー作。

泥酔して道路に倒れた男をミルン夫人はひき殺してしまう。男の顔は潰れてしまっており、所持品にも身元を示すものはない。この事件に興味を抱いた犯罪ジャーナリストのトビーは相棒のジョージを連れて勝手に調査を始める。
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イギリスを攻めあぐねて苛立つナポレオン軍の駐屯地に現れたのは殺人鬼『喉切り隊長』。犯行は一瞬のすきに行われ、誰一人としてその姿を見たものはない。最新の事件では、見回りをしていた兵士は明かりの元でさえ、なぜか『喉切り隊長』に気づかずみすみす刺し殺されてしまったのだ。
ナポレオンは警務大臣フーシェにこの殺人鬼を捕らえるよう命じる。
そこでフーシェはちょうど逮捕したばかりのイギリスのスパイ・アランを利用することを思いついた。妻とともに偽りの身分で現場となった駐屯地へと向かう途中、ナポレオン軍の奇妙な動きに気づき、なんとか本国と連絡をとろうとする。
「冒険なんてものは存在しない、全ては日常の些細な出来事だ」と主張する"日常の哲学者"バルタザール。孤児だった彼は、豪商の娘ヨランドとの婚約を認めてもらうために父親を探すことになる。しかしなんということだろう、父親を探し始めた途端に次々と『父親候補』が現れたのだ! バルタザールは貴族の息子なのか、大盗賊の息子なのか、はたまた……?
バルタザールの父親探しの旅は、逮捕、誘拐、戦争とまさに波乱万丈。それでもバルタザールは家政婦兼秘書兼タイピストのコロカントに「こんなものは日常的なものだ」などと嘯くが。
「赤信号」
降霊会になぜ精神科医の叔父が招かれていたのか。その理由を確かめに家を訪ねた主人公は策略に巻き込まれてしまう。

「第四の男」
列車で乗り合わせた3人の男たちは、フランスの有名な多重人格の少女について話し合う。

「ジプシー」
友人は夢に昔から現れていたジプシーに現実に出会い、彼女の警告通りに死んだ。彼女が何者なのか確かめようとするが。

「ランプ」
格安で手に入れた家には奇妙な現象が起こる。幼い息子はいもしない少年と遊んでいるというのだ!

「ラジオ」
甥の勧めでラジオを聞くようになった老婦人。ある日ラジオのクラシック音楽が突然途絶え、死んだ夫の声が呼びかけてきた。

「検察側の証人」
容疑者の妻は彼の不利になる証言をした。

「青い壷の秘密」
朝のゴルフ場に響く悲鳴。しかし自分にしか聞こえていないらしい。同じくゴルフ客の精神科医は彼には近くの家で殺された主婦の幽霊の声が聞こえたのだという。そして家からはその女と彼の叔父が所有する壷の絵が出て来て。

「アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件」

「翼のまねき」
富を手に入れ、幸福の絶頂だった男は脚のない笛吹にであう。

「最後の降霊術」
今回を最後にとの約束で、死んだ娘を呼び戻す降霊を行うことになった霊媒。しかし何か取り返しのつかないことが起きそうな気がする……

「SOS」
車の故障でたまたま泊めて貰うことになった人里離れた家の家族はどこか変。さらにあてがわれた部屋の机にはSOSの文字が。

「死の猟犬」
戦中に敵の兵団を建物の崩壊に巻き込むという奇跡を起こして村を救ったと言われる修道女。終戦後の現在、彼女は狂人と見なされ、ある精神科医の元で治療を受けていたのだが。
三篇のノヴェレット
「ドン・ファンの死」
ライツヴィルの劇場で『ドン・ファンの死』を公演予定だった役者が酔って階段から落ち大怪我。急遽立てられた代役は舞台で好き放題に暴れまわった一幕の後、控え室で刺殺されているのが発見される。

「ライツヴィルの遺産」
その老婦人の子供はあまり彼女に親切でなかったので、彼女は自分の身の回りの世話をしてくれる身寄りのない娘に遺産を遺すことにした。内緒で遺言書を書き換えた翌日、老婦人は急死する。そして遺言書が発表されると娘を何者かが狙いはじめて。

「キャロル事件」

二篇のショート・ショート
「Eの殺人」
出入りが完全に記録される塔の上で研究者が殺される。彼はEとも3とも見えるようなダイイング・メッセージを残していた。

「パラダイスのダイヤモンド」
カジノ『パラダイス』でダイアモンドフリークの女の貴重なイアリングが盗まれた。幸い犯人はすぐに捕まったが、恐ろしい女の剣幕に逃げだそうとして窓から転落死してしまう。泥棒が虫の息で伝えたダイアの隠し場所は『パラダイス』。しかし店内には見つからず?
何か気になることがあると時を止めてしまう体質の男と、その現象に巻き込まれてしまった女子高生。2人はこの「時間牢」から出るために、周りに人がいないにも関わらず、男がいきなりナイフで刺された事件を解き明かそうとするが、なぜか次々と同様に刺された被害者たちが見つかる。
ラ・ジョンシエールでルルージュ未亡人が何者かに刺殺された。素人探偵"チロクレール"ことタバレ老人は現場に残された痕跡から犯人像を割り出してみせる。
さらにタバレ老人はルルージュ未亡人が、マコラン伯爵が彼の嫡子と私生児とをすり替える計画に関わっていたことを知る。しかもその2人の赤子は老人の若い友人ノエル弁護士と名家マコラン氏の跡継ぎの子爵なのだ。子爵がその地位を守るために証人ルルージュ未亡人を消したのに違いない! しかして子爵の部屋からはタバレ老人が推理した通りの証拠品が出てきたのだった。
一方、事件を担当する事になった判事は恋敵であった子爵が容疑者となり苦悩する。愛するクレール嬢のために子爵を無罪放免とするべきか、しかし数々の物証が上がり、アリバイもないのだ。
現代女流ハードボイルド。シリーズ第一作。

カリフォルニアの私立探偵キンジー・ミルホーンの元にやってきた依頼者は、夫殺しでついこの間まで服役していたニッキ・ファイフ。夫ローレンスを殺した真犯人を探してほしいという。
調査を始めたキンジーは親しい刑事から、ローレンスが死んだ数日後に同じ毒で取引相手の会計士リビー・グラスが死んでいることを知らされる。同一犯による犯行なのか。
キンジーはローレンスの前妻グエンや共同経営者スコルソーニ、リビーの同僚ゲイリーらから聞き込みを進める。そこで怪しい秘書ネイピアの存在を知り、彼女を探しだすのだが――
「木曜の男」のお返しにチェスタトンに捧げられた作品。

素人探偵として新聞記者を請け負う画家トレントは、財界の大物が射殺された事件に派遣される。
その夜、秘書とのドライブから戻った彼は、電話をかけているのを執事に目撃されたのが最後の姿、寝室で夫人と言葉を交わしたのが最後の声となったのだ。翌朝、近くの道端で遺体となって発見された。正装を着込んでいるにも関わらず、入れ歯をしていない不可思議な格好で。
「おもちゃのネズミ」
「劇場切符の謎」
「笑うライオン像」
「七羽の大鴉」
「マフィアの虎猫」
「ポスターを盗め」
「家族ポートレート」
「昨日の新聞」
「銀行家の灰皿」
「石鹸を盗め」
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gremz
プロフィール
HN:ハクア・カノト
HP:道化館
誕生日:1988/ 08/ 29
職業:学生
趣味:本・絵・音
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2006/01/03(Tue)
2006/01/04(Wed)
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