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偶然にも突然眼疾を患ってしまった推理作家・火渡雅。
小人が連続クラップスを出し、崩れた本の山の上には探していた金枝篇――彼の前に現れた偶然の数々、そのそき出遇ったのは宗教団体「奇偶」の教祖であった。
降ってきたぞろ目に押しつぶされた「奇偶」幹部、飛び降り自殺とそれにぶつかって死んだ信者らの側には1と6のぞろ目、そして易、骰子、原発事故。
これは連続殺人なのか?
心理学・量子力学・哲学・宗教論――「偶然」に対する形而上の議論から火渡が導き出した真相。そして、真実は・・・?
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ハルヒの思い付きによって文化祭に向けて映画を撮ることになったSOS団。撮影は何とか進んでいたのだが、ハルヒの考えた映画が現実に影響し始めて――。
“ユージニア、私のユージニア、あなたに全てを捧げよう”
名士の誕生祝いで起きた帝銀事件を髣髴をさせる殺人現場には一編の詩が残されていた。多くの人がそのめでたいはずの日に毒殺されたのだった。犯人の自殺により解決したはずの旧い事件。一家で唯一生き残った盲目の娘は何を知っているのか。
もし猫丸先輩をドラマ・映画化する際は、ぜひあの猫ひろし氏を先輩役に!(笑)

「夜届く」
炬燵でくつろいでいると、“病気、至急連絡されたし”という電報が。慌てて家に連絡すると、誰にも憶えが無いようで・・・。しかし電報はその夜だけではなかったのだ! 数日おきに届けられる不吉な内容の怪電報。一体誰が、何のために?

「桜の森の七分咲きの下」
入社早々花見の場所取りを命じられた俺。夕方までただそこにいるだけの退屈な仕事のはずだったのだが、先輩の振りをして場所を騙し取ろうとする奴、酔っ払い、やけに羽振りの良い自称画家、大きな黒猫のような小男、奇妙な面々が現れて・・・?

「失踪当時の肉球は」
いなくなった家猫のひのまるちゃんを探してほしいと依頼されて探偵は、罠を仕掛け、ポスターを貼り、ちくわを持って町を徘徊する。しかし、誰かが彼の捜査を妨害しているようで・・・。

「たわしと真夏とスパイ」
新しくできたスーパーに客を取られた商店街は、起死回生の夏祭りを計画する。
白く濁る金魚すくいの水槽、油を投げ込まれた射的の弾、舞い上がる風船。
祭りの二日目、遂に事件は起こった。

「カラスの動物園」
キャラクターデザイナである葉月はネタを拾いに動物園へとやってきた。大好きな猫を満足したのもつかの間、走ってきた引ったくりにひったくった荷物を渡されてしまう。同じように財布を渡されてしまった使い捨てカメラをしらない男・猫丸とともに引ったくり犯を追いかけることになるが・・・。

「クリスマスの猫丸」
クリスマス。何故か僕は猫丸先輩を接待するために、一人喫茶店にいた。
ふと窓の外を眺めると、必死で走るサンタクロースが1人、2人、3人!?
「我らが隣人の犯罪」
好条件のマンションに引っ越してみれば、毎晩隣の部屋から犬の吠え声が。
困った僕らはおじさんとついに自力救済に乗り出したのだが、そこで見つけてしまったのは隣人の脱税の証拠で・・・?

「この子誰の子」
外はひどい雨、僕は一人で留守番を任されていた。そこに現れたのは父の愛人だという女性。小さな女の子を連れて、この子はあなたの妹だというが・・・。

「サボテンの花」
6年1組が卒業研究に簡んだ題材は「サボテンの超能力」だった。
教師や保護者の反対を押し切って、研究発表は大成功。でもその本当の目的は別にあった?

「祝・殺人」
友人の結婚式の祝電を隠した司会者が何者かに殺された。一体その電報には何が書かれていたのか?

「気分は自殺志願」
『推理小説家の海野先生でしょう? わたくしを殺してください』
私はその自殺志願者のためにある計画を考え出した。
「未来予報 あした、晴れればいい。」
どちらかが死ななければ、いつか結婚する――未来を天気のように“予報”するという友人は、僕と幼馴染に向かって言った。それから10年、高校を卒業してフリーターのなっていた僕は、人生に嫌気がさしていたのだが・・・。

「手を握る泥棒の物語」
夢であった腕時計をデザインできるはずだったのに、資金不足で計画は白紙に。
金に困った僕は、叔母の泊まる旅館の壁に穴を開けて金を盗もうとしたのだが、その手に掴んだのは叔母のバックではなく、女の子の手であったのだ。

「フィルムの中の少女」
念願の映画研究会へ入った私は、偶然隠されていた昔のフィルムを発見してしまう。
そのフィルムは現像するたびに、そこにいるはずのない少女が少しずつ振り返ってくる・・・。

「失はれた物語」
自分は事故で、右腕以外の感覚を全て失った――らしい。
どんな光も見えず、どんな音も聞こえない。完全な暗闇の中で、唯一自分が感じ取ったのは、妻が自分の右腕の上で奏でる音楽だった。
湖畔に聳える鳥屋敷、由良伯爵邸。この家にはひとつの不吉なジンクスがあった――この家に嫁入りするものは皆初夜に何者かによって殺されるのだ。そして今、伯爵は遂に5人目の妻を娶るという。この連続殺人を阻止するために連れて来られたのは、視力を失った探偵と、気弱な小説家であった。

関口巽先生大活躍ですよ!
ファンまで登場して、真相にも自力でたどり着き、かの横溝正史と語り合い、何より遂にその作品が公開!
働かない探偵の代わりに頑張って見回ったり何時になくちゃんと行動している!
驚異。
今回は躁鬱コンビが只管ずっと事件の渦中でしたなぁ。エノさん目が見えてないけれど。
今度の京極堂の蘊蓄は儒教話。
林羅山だよ! 授業でやったよ! でも湯島聖堂の人くらいしか知らん・・・orz
妖怪シリーズで初めて先が読めた。まあ、つまりちゃんと伏線だらけだって事ですよねえ。
黒い鶴か・・・いいかも。

ジンクスって、使いかたまちごうてますな・・・いい言葉が見つからん。まあ、語源が鳥の名前だし丁度いっか。
家政婦の私が派遣されてきたのは事故の後遺症で記憶が80分しか保たない老数学者のところだった。私と息子の“ルート”は博士を通じて数字の素晴らしさを知り、数字を通して博士との親交を深めて行った。
第一回本屋大賞受賞作。

はじめの方は折角純文学だし現文の訓練に「これは何々の暗示」とか考えながら読もう、と思っていたけれど結局何時の間にやら普通に読んでいました。初志貫徹しないな。
博士の設定が設定なのでかなり悲しい所が多いが、全体にほのぼのとしていて気分の良い小説。数学的な美しさも沢山だが、博士と、家政婦、ルート少年の関係が美しい。
そういえば、割当てられたロッカーの番号が13だと文系は「不吉な数字だな」と思うが、理系は「お、素数じゃん」といって喜ぶそうです。
何故か非売品だ、ということに気が付きました。非売品の本ってはじめて見たかも。
宇宙人・未来人・超能力者を本気で探している変人クラスメイト・涼宮ハルヒに何故か気に入られたらしい俺は、ハルヒの作った同好会未満、SOS団の団員にされてしまい、文藝部員のはずの長門、萌系少女で強制入団させられた朝比奈、謎の転校生古泉ら団員とともに、日々不思議な現状を探す羽目に。

これが噂の世界系とか云う奴でしょうか?
アニメの評判が良いようなので(みてないけど)原作を読んでみる。
キャラクターがはっきりしていて読みやすく、主人公の地の文の言動(ツッコミ?)が面白い。ハルヒらがぶっ飛んでいる分、主人公のまともな反応がコントラストが効いている。
ただ表紙の説明文で思っていたのと全く違う方向に進んで行くストーリィ・・・SFに走るとは。てっきり振り回される日常を綴って行く物とばかり。
全てを燃やし尽くすワン・ホット・ミニット。全てを凍て付かせるフォーリン・グレイス。
ただ一人燃えない少年を除いて世界を嫌う少女と、少女を守ると決意した負けず嫌いの少年。心を停めた女と、妻を治す為に命を掛けた男。
二人のMPLSをめぐる、それぞれの思惑の交差を、“不寛容”な死神が断ち切っていく――

今回は他の話とリンクする部位が少なくて(多分)、単体でも読みやすかった。
あ、でも合成人間の謎が一部解明したかも。
実は結構シリーズ中でも暗い話じゃないのか、これ。皆殺しじゃん・・・
ああ、取敢えずビートの4を読まなくては・・・。
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gremz
プロフィール
HN:ハクア・カノト
HP:道化館
誕生日:1988/ 08/ 29
職業:学生
趣味:本・絵・音
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2006/01/04(Wed)
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