沙翁研究のため英吉利は倫敦に留学していた私・夏目漱石は、得体の知れない声に夜な夜な悩まされていた。下宿を変えようとも付いて来るその幽霊の声に、遂にベイカー街のホームズとかいう奇人に相談を持ちかけることにした――。
男が密室の中で一夜にしてミイラとなって死んだのは中国人の呪いなのか。ホームズの元に持ち込まれた怪事件に漱石も巻き込まれることに。
シャーロキアンが剃刀の刃を送りつけそうですが・・・。占星術殺人事件で御手洗潔が言っていたホームズ像そのもの!
でもまあ最後に夢は帰って来るさ。
ワトスン氏が普通に好紳士で切れ者かも。一般にワトスン役は一般読者より少し察しが悪くなくてはいけないらしいけれど、本物はそうでもない。現役の医師だし。
惜しむらくはミイラトリックはわかっちゃうよなあ、これは。まあ、裏の陰謀(?)までは思わなくとも。
男が密室の中で一夜にしてミイラとなって死んだのは中国人の呪いなのか。ホームズの元に持ち込まれた怪事件に漱石も巻き込まれることに。
シャーロキアンが剃刀の刃を送りつけそうですが・・・。占星術殺人事件で御手洗潔が言っていたホームズ像そのもの!
でもまあ最後に夢は帰って来るさ。
ワトスン氏が普通に好紳士で切れ者かも。一般にワトスン役は一般読者より少し察しが悪くなくてはいけないらしいけれど、本物はそうでもない。現役の医師だし。
惜しむらくはミイラトリックはわかっちゃうよなあ、これは。まあ、裏の陰謀(?)までは思わなくとも。
朝起きると知らない内に半年が過ぎていた――主人公は事故の後遺症で記憶を蓄積できなくなっていた。事故以来欠かさず付けられた日記には、親友が失踪する寸前に一緒にいたことが記されていた。フラッシュバックする親友の死に顔。突然記者に化けて現れた女性、自殺した女子高生。親友を殺したのは自分かもしれない・・・。
記憶障害は昨今の流行なのでしょうか・・・(笑(まあ、実際のところ笑えたもんじゃあなかろうが))
『ぶらんでぃっしゅ?』然り、『博士が愛した数式』然り(マダ読んでないが。)
そう云えば、ブギポのアニメ版にもそんな人がいたなぁ。(これも見てないが。)
犯人はまあ読めてしまいますが、動機が全く凄い。
そしてオチがダーク・・・氏のHPでののりと大違いだ。
記憶障害は昨今の流行なのでしょうか・・・(笑(まあ、実際のところ笑えたもんじゃあなかろうが))
『ぶらんでぃっしゅ?』然り、『博士が愛した数式』然り(マダ読んでないが。)
そう云えば、ブギポのアニメ版にもそんな人がいたなぁ。(これも見てないが。)
犯人はまあ読めてしまいますが、動機が全く凄い。
そしてオチがダーク・・・氏のHPでののりと大違いだ。
6人の娘から体を切り取り繋いで完璧な女“アゾート”を造る――そんな計画を記した手記を残し、不可解な密室状況で一人の画家が殺された。しかし、本当に6人の娘たちは行方不明になり、次々と手記の通りの場所で体の一部を損った遺体が発見される。画家は生きていた? それとも別の誰かが? 戦前の事件を40年の時を歴て御手洗清が解決する!
かの有名な島田荘司氏デビュー作。今頃んなって読むなよ、と。否、いままで読んでいなかったのか、と。
御手洗潔の変人っぷりが素敵です。
そして、読者への挑戦付なのであった。王道だ。
二度目の読者への挑戦で、犯人の名前から多恵さん関係だろう事は推察がついた。で、多恵さんの亡くなる前に現れた親戚があやしいのも判った。
そこで、一枝が入れ替えじゃないか、とは思った。問題なのは、一枝が多恵の娘だと勘違い(Or記憶違い)していたことだろう・・・。これじゃあ解けん(笑)
この死体入れ替えトリックは思わなかった。が、よくよく考えてみるとこういうトリックのミステリを読んでいるのだ、私は。気付け・・・「六トン」じゃないか!(六トンのほうが新しいから本当は逆だけども)
かの有名な島田荘司氏デビュー作。今頃んなって読むなよ、と。否、いままで読んでいなかったのか、と。
御手洗潔の変人っぷりが素敵です。
そして、読者への挑戦付なのであった。王道だ。
二度目の読者への挑戦で、犯人の名前から多恵さん関係だろう事は推察がついた。で、多恵さんの亡くなる前に現れた親戚があやしいのも判った。
そこで、一枝が入れ替えじゃないか、とは思った。問題なのは、一枝が多恵の娘だと勘違い(Or記憶違い)していたことだろう・・・。これじゃあ解けん(笑)
この死体入れ替えトリックは思わなかった。が、よくよく考えてみるとこういうトリックのミステリを読んでいるのだ、私は。気付け・・・「六トン」じゃないか!(六トンのほうが新しいから本当は逆だけども)
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