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誘拐された子供の身代金を受け渡すため、指示に従って山手線に乗り込んだ母親。山手線の半径では絶対にどこかで電波が途切れるはずなのに、犯人から渡された無線機には常に電波が届いていた。犯人はどんなトリックを使ったのか?
犯人の策略で警察は巻かれてしまうものの息子は無事帰還。なぜか母親はそのまま失踪してしまった。電車内での母親の言動にも不審な点が・・・いったい母親と誘拐犯に何があったのか?

島荘だけど、ミステリではない。誘拐事件だが、あまりそこに意味はないような。
上記の本筋だとぜんぜん題名につながらねー・・・
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グランディエ城の離れの黄色い部屋でスタンジェルソン教授の娘マティルドが襲われて重傷を負った。黄色い部屋の窓には格子が嵌められ、戸には厳重な鍵が。
さらに回復しつつあったマティルドを再び訪れた犯人は廊下で消え、三度現れ銃で撃たれたはずの犯人は何故かナイフで刺された森番に?
犯人として逮捕されたマティルドの恋人ダルザックを救うため少年記者ルールタビーユが正しく理性を働かせ、奇怪な事件に挑む。

文章が読みづらかった。翻訳家が悪いのか、フランス語だからか、元の文章の所為か・・・?
これがかかれた時代って、まだ密室モノと言えばモルグ街とかまだらの紐っつう時代なわけで、こういう中でこのトリックを持ち出したのはすごいわな。
当初、あれだけ完全密室であることを主張しているんだからマティルドの自殺を考えたが、事件後の彼女の反応とかで否定されるし・・・と思ったら、事故かよ!(笑) 実質これ事故じゃん!(笑) でもかなり意外な犯人。ただし一番の焦点である黄色い部屋の事件だけでは特定できないんじゃなかろうか。
とりあえず、このころのフランスってなんかすごいのかも。ルパンのルブランも同時代で、19-20世紀くらいのはずだから、サティやらラベルやらのモダンなクラシック作曲家の時代。変革の時代?
双頭の悪魔
ふたたび赤い悪夢
殺戮

歌野晶午

哲学者の密室
アトポス
二の悲劇

ハサミ男

葉桜の季節に君を想うということ

容疑者X

有栖川
学生
孤島パズル・双頭の悪魔
マジックミラー

法月
冒険 黄昏

麻耶
翼ある闇
ソナタ

倉知
星降り山荘

我孫子
かまいたちの夜

加納ともこ
ガストン・ルルー「黄色い部屋の謎」創元社
カー「魔女の隠れ家」創元社/「ビロードの悪魔」ハヤカワ/「妖魔の森の家」創元社
クリスティ「ABC殺人事件」ハヤカワ/「そして誰もいなくなった」ハヤカワ
バークリー「毒入りチョコレート事件」創元社
ブランド「はなれわざ」ハヤカワ
クリスピン「愛は血を流して横たわる」国書刊行会
江戸川乱歩「孤島の鬼」創元社/「蜘蛛男」創元社
横溝「本陣殺人事件」角川
鮎川「ペトロフ事件」光文社/「りら荘事件」講談社
泡坂「亜愛一郎の狼狽」創元社
平石「誰もがポウを愛していた」創元社
山口雅也「生ける屍の死」創元社

手術寸前に病院の創立者であるドーン夫人が殺された。ジャニー博士はアリバイを証言できる来客を隠し、被害者の愚弟はなぜか怯え、老婆は天罰と罵った。
そこに犯人のものと思しき靴が発見されて。

初クイーン。
結構とっつきやすいじゃないか。
法月綸太郎を彷彿。クイーン大好きらしい。
僕が引っ越してきた町にはびっくり館と呼ばれる洋館があった。曰く、昔住んでいた人がびっくり箱の収集家で、ついには館そのものをびっくり箱にしてしまったのだ、と。ある日の夕暮れ何気なしにびっくり館をおとずれた僕は病弱な少年・トシオに出会う。トシオはびっくり館におじいさんと二人で暮らしているのだ。さらに彼にはリリカという姉がいたが母親に殺されてしまったのだという。仲良くなった僕はトシオの誕生日会にトシオの家庭教師の新名とそのいとこで僕のクラスメイト青いとともにびっくり館へと招かれるが・・・

子供向けのミステリ集、ミステリーランド。
そしてなんと館シリーズ第八弾! ここでやるか!?
部内での評判は著しく悪いらしいですが、部長さんは好きらしい。(貸してくれたのも彼)
雰囲気良い。
まあ、ミステリとしてはフェアなのかどうか、というかそもそもミステリとして成り立っているのか否かという問題はある。どう読んだって真相を当てられないだろう、これは。そして子供向けでこういうのはありなのだろうか。
でも雰囲気良いから好い。すべてそこに帰結する(笑)大事なのは雰囲気だよ、うん。
暗黒系
人の死をこよなく愛する女子高生森野夜が喫茶店で拾ったのは連続猟奇殺人犯の手帳。共通の趣味を持つクラスメイトと手帳のメモを手掛かりに死体探しに行くが。

リストカット事件
手首から先を切り取られる事件が連続するなか主人公は教師の捨てたゴミに手首のない人形を発見して。


町内を騒がす連続飼い犬誘拐事件。犬嫌いの夜抜きで主人公が調査していると妹が犬の死骸が捨てられた穴を見つけて。

記憶
夜は昔双子だった。
告白を聞いて双子の妹夕が首を吊った田舎の家を訪ねた主人公が見つけたのは。


人を埋めてみたい。
女子高生を棺桶に閉じ込め庭に埋めたのだが男はさらう時に手帳を落としていた。


姉が通り魔に殺された女子大生は姉と仲直りできないのが心残りだったがある日犯人らしい少年に姉の遺言の入ったテープを渡されて。
「人間椅子」
椅子職人はその椅子と別れたくないばかりに椅子の中に暮らしはじめて

「疑惑」
父を殺したのは誰か?
互いに疑い庇い合う家族

「接吻」
倉で妻が盗み見ていた愛人の写真は

「湖畔亭事件」
風呂の隙見で見えたのは女性が何者かに殺される瞬間で

「踊る一寸法師」
サーカスの舞台裏で、苛められっ子の小人が見せた首切り手品

「毒草」
"この草は堕胎に使われる"
仲間に博識を自慢しようと言った言葉を身重の貧乏人に聞かれて

「覆面の舞踏者」
友人が企画した覆面舞踏会の相手は

「闇に蠢く」
何かを恐れる恋人と逃げてきた山の宿。しかし恋人は沼に落ち、現れたのは恋人の追跡者。彼が恋人を殺したのか。そして明かされた戦慄の真実

「灰神楽」
突発的な殺人の疑いをそらすために考えられた妙案

「火星の運河」
森の泉に泳ぐ恋人の肢体と赤い血潮

「モノグラム」
公園で会った初恋の人の弟は彼女の遺品に私の写真が隠されていたという。

「お勢登場」
事故で長持ちに閉じ込められた夫を見殺しにした妻。

「人でなしの恋」
変わり者だが美しく優しい夫と幸せな新婚生活を送っている筈が夫は夜な夜な蔵で誰かと逢い引きしているようで

オッドアイの店主に憧れて石細工屋で押しかけバイトする女子大生・静流は月長石のプローチを無断借用、すぐに返すつもりが先輩に奪られてしまう。それを聞いた店主・青紫は警察に届け出たが、ブローチは意外なところで発見されていた。絞殺された上首を犬とすげ替えられた異様な死体の遺留品になっていたのだ。事情聴取に訪れた抜けた警視・冴葉とその部下・梅崎は青紫堂でいつも検視を頼んでいる女医・沙遊良に出合う。死体はブローチを持ち逃げした先輩であることが確定し、もう一つ出た同じような死体も先輩の同級生だった。怨恨か、無差別殺人か。冴葉、沙遊良、青紫は夜の青紫堂でディスカッションを行い、静流は後輩と共に事件の調査をはじめるが――

面白かったけれど、霧嶋悠璃が登場した必然性がわからない。
左手切断魔は誰かわかった。梅崎が冴葉を疑っていたところで、「もう一人その条件に該当する人いるだろ!」と。動機も十分。むしろあの章で容疑は否定されると思っていたのに。わかりやすすぎるんじゃなかろうか。
火村先生&アリスシリーズ短編集。(禁断?の「~殺人事件」特集)

「黒鳥亭殺人事件」
友人の画家とその幼い娘がおばから譲り受けた黒い洋館・黒鳥亭。前の住民は殺人を犯した末行方不明になっていたのだが、突然彼は黒鳥亭の井戸の底から撲殺死体で発見された。

「壺中庵殺人事件」
入り口が床よりも高い位置に有る奇妙な形状の書斎・壺中庵の天井から、壺をかぶって首を吊った遺体が発見された。

「月宮殿殺人事件」
国道傍の川原に、ガラクタを寄せ集めて作られた奇妙だが美しい"城"があった。しかし、放火によってその城は無残にも崩れ、中から主であったホームレスの焼死体が。放火犯は中には誰もいなかったのに彼が燃えている中に自ら飛び込んだと主張するが。

「雪華楼殺人事件」
廃墟となったビルに一組のカップルと一人の浮浪者が住み着いた。或る日、ビルから女の悲鳴が。駆けつけた警官達が発見したのは放心している少女と、雪の中に横たわる撲殺死体だった。

「紅雨荘殺人事件」
映画の舞台に使われた美しい洋館・紅雨荘の女主人が殺された。容疑者らにはアリバイ。現場の椅子には謎の指紋。一体誰が彼女を殺したのか。

「絶叫城殺人事件」
夜だけ現れる殺人鬼が洋館に禁められた四人の少女を次々に殺害して行く。そんなゲームに見立てた連続殺人が発生。被害者の口にはゲームのロゴを模し"NIGHT PRAWLER"とかかれた紙切れがのこされ、4人目の被害者の口から発見された紙には
"GAME OVER"の文字。警察の必死の捜査にも引っかからない"夜うろつく者"の正体は?
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gremz
プロフィール
HN:ハクア・カノト
HP:道化館
誕生日:1988/ 08/ 29
職業:学生
趣味:本・絵・音
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2006/01/03(Tue)
2006/01/04(Wed)
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