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胎内で初めて聞いた謎の言葉――ぶらんでぃっしゅ=無難です・野村證券・グランド奪取? 死神のようなライダー、ブラン・ディッシャー:連続コンビニ殺人犯。ぶらんでぃっしゅを聞き間違え続ける常葉ナイト、そのInnerAdult・僕、誰でしょ?

とか、無理やりぶらんでぃっしゅらしく。ちょっとリズムに無理があるかいな・・・。
面白かったです。なるほど、あれは伏線だったのか、と玄冬まで進んでわかる真相。(青春・朱夏・白秋・玄冬って、青春以外知らんかった。うん、これで三つ賢くなったね!)
さすが言葉遊美にこだわり続ける作家・清涼院流水ですなぁ。凄い人がゲスト出演してるし!
しかしながら、流水師が妻子持ちだったなんて!が一番驚愕だったかも・・・。
そもそも我が家では母がどの本でか著者近影を見て清涼院流水女性説を唱えておったもんですから・・・この本の近影はたしかにお母さんと子供って感じだと思う。
清涼院流水の本は年々読みやすくなっていく感じがする。取敢えずデビュー作とかその頃の作品より一般性が増加していると思われ。まあ、堅い文学というよりもエンターテイメントのほうなので、それもそうか。

それにしても、海馬君の勉強法参考にしてみっかなァ。
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マザー・グースに見立てられた連続殺人。緻密な計算と子供じみた洒落で構築された事件の真相をヴァンスが暴露きだす。

漸く読みました・・・古典ミステリその1。
古い作品でも遜色なし。
しっかりと犯人も二転三転してくれたし。
まあ、見立ての動機付けは心理的なほうに行ってしまったが・・・。
たまには苦手な翻訳&古典ミステリもいいもんだ。
ただ用語が多すぎる・・・。知っていたのはアインシュタインとシュレディンガーぐらいのもんだ!
短編集。

「石ノ目」
庭に立ち並ぶ数多くの精密な石像。決して顔を見せない女主人。母を捜して山で遭難した私が出遇ったのは、目を合わせると石になってしまうという“石の目”なのか?
正統派ホラー。

「はじめ」
いつも短パンに紫の野球帽をかぶり、ブルーベリーのガムを嚼む悪戯好きの少女・はじめ。彼女は私達が勝手に創造した架空の存在のはずだった。
こういうのは好きだなぁ、と。はじめちゃんが可愛くて可愛相で。

「BLUE」
奇妙な骨董屋で手に入れた布で作られた、動く五体のぬいぐるみ。王子、王女、騎士、白馬、そして残った端布で出来た不恰好なBLUE。彼らは姉弟のいる家に買い取られた。
童話ですね、これは既に。
不憫な子だなぁ、BLUE。騎士さんもう少し早く下剋上すべきだったね。
結局“悪い子”の弟が実は最も良い人だったような。姉はもう論外で。

「平面いぬ。」
いれて貰った青い犬の刺青は、何故か生きていた。
3人いっぺんに癌って酷い家族だな、全く!
文章が奇妙で面白い。
スフィンクスに石のライオンが存在するパラレル世界を舞台に少女が「光る石・ルシファー」に挑む冒険ファンタジィ最終話。
(以下ネタばれ大いに含)
“冬”の所為でエジプトが極寒の地となっております。ナイル河凍ってるし!
謎にされていた部分がすべて明かされたかな? メルレの出生の秘密にジュニパの目に水の女王の正体に。
いや、女王がエジプト神だとは思わなかった。
クライマックスは、可愛相なんだけど、ストーリィ的にはそりゃそうなるよな。なんとかゼラフィンもメルレも死なずに済めば良かったのですが。そうもいかんわなぁ。
“名探偵法月綸太郎の登場しない初の作品集である。”
古典ミステリも読もう。うん。

「重ねて二つ」
殺された美人女優の消えた下半身は何処へ消えた?
ありがちといえばありがちなトリックかも。ただしこの本では最も“まとも”なミステリかも。

「懐中電灯」
犯行がばれた訳。
同じような話を何かで読んだ(or観た)記憶が。リモコンだったかな?
でもこちらのほうはさらにもうひと拈り入っていますや。

「黒のマリア」
夜中に突然現れた黒衣の女と二重密室の謎。
密室の謎に納得。
怪談というべきか否か。

「トランスミッション」
誘拐事件の間違い電話。
こういうのは好きかも知れない。不条理だけど。

「シャドウ・プレイ」
ドッペルゲンガーと推理小説。
怪談めいた話。最後の数行の暗転が素敵。

「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」
ハードボイルド探偵のとんち咄。
すみません。ロス・マクドナルド読んだことないっす。

「カット・アウト」
前衛画家の残した謎。
これはミステリなのか? 純文学になりかねない。
絵描きとしては興味深いけれど。今の時代にああ云う絵描きは育たんわなぁ。そのストイックさは格好いい。

「......GALLONS OF RUBBING ALCOHOL FLOW THROUGH THE STRIP」
序章だけの法月綸太郎シリーズ。(「BARSTOOL BLUES」改題)
続きをお願いします。
何者かに襲われ、気が即くと真っ暗なところで椅子に縛り付けられていた。闇の中、“薫を殺したのはどっちだったのか答えなければ殺す”という旧い友人。一年前、妹を殺したのは誰だったのだ?
いや、どんでんがえりましたなぁ。驚愕の真相。
妹の件に関しては、妹自殺説とか考えていたのですが。近いようで遠かった。最後の最後でああなるとは。まさかあの人が犯人! まあ、或る意味禁じ手一歩手前だが。
平安末を舞台に、舞姫と笛吹きの出会い・別れ・再開を描く歴史ファンタジィ。
鳥彦王可愛いわぁ。鴉っていいなぁ。
読んでいるうちにどんどんつらい話になっていくという・・・結末も。一応ハッピーエンドだけどね、草十は無事に糸世を取り戻したんだし。でも鳥彦の声聞こえなくなっちゃったしなぁ。
幼子ならば敵であっても殺さずに逃がすのは人道的には格好いい英雄だけど、実際のところ、平家なんかそうやって情けをかけたが故に滅びてるし。まあ、清盛が生きている間は大丈夫だったようだが2代目はだめだったしね。
日本史の足しになるかとおもったら、それほどならんかった・・・。後白河の今様狂いッぷりはよぉく解ったが。(「義経」の一番気になる登場人物は後白河法皇でした)
娘を殺された父親が復讐へ至る過程を記した手記から見出される恐るべき真実。
先にシリーズのほかの作品を読んでしまったため、クライマックスは知っていたのですけど・・・最後の最後の真相は、下手なホラーよりも恐ろしいのではないかと。
法月氏の作品は、特にこのシリーズは、少し社会派がかったイメージで硬い感じを受けるのですが、結構さくさく読んでしまうという不思議。印象と実際の行動が合ってないぞ、俺。
火村&アリスの本格短編集。
この探偵と助手、読み漁り始めそうな気配(笑

「不在の証明」
売れっ子アクション作家の双子の弟が殺された。最有力容疑者の兄には鉄壁のアリバイが。
(以下ねたバレ)逆アリバイもの。怪しい人物に見事なアリバイがあったならば、アリスで無くとも崩したくもなるというもの。でも、時刻表とにらめっこしないと(しても)わからないような下手なアリバイ崩しよりもずっといい。(以上)

「地下室の処刑」
過激な宗教団体シャングリラ十字軍に拉致られた刑事の前で、銃により処刑されるはずだった男がなぜか毒殺された。何故放っておいても死ぬはずの男を殺したのか?
シャングリラ十字軍再登場! 暗い宿のほうは舞台がめちゃくちゃ地元だったので凄く印象に残っている。世直しで無差別テロだものなぁ・・・現実にこんな人々が出てきませんように!
(以下ねたバレ)有栖川氏が自ら言うように、珍しいタイプの動機。実験台とは。アングラだなぁ。その一声が罠だったのね、って誰が気付きますか!?(以上)

「比類のない神々しいような瞬間」
五本の線のダイイング・メッセージ。そして、復讐者が陥った偶然の罠とは?
(以下ねたバレ)昔香道を扱った二時間ドラマを見た記憶が・・・これだったのか知らん? にしても、香道とはなんて上流階級!
知識のない人は見ても解けないぢゃん! まあ、これはそういうもの、として読むものなのかもしれない。夏目のほうは、時間が経つと解等見てもぴんと来なくなるだろうな。
(以上)

「白い兎が逃げる」
“追うものと追われるものはいつ逆転したのか”
兎似の女優を追い回していたストーカーの死体が小学校の兎小屋の裏に放置されているのが発見された。“悪戯”によって関係者のアリバイは証明された。犯人は兎?
(以下ねたバレ)
はじめは、ストーカーが兎の狂言かと思った。ストーカーが間違いないとなると、今度は亀が実はストーカーで、蜂とグル、と考えた。当たらずとも遠からず・・・(いや、遠いだろ)
(以上)
Gシリーズ第二段。その死体には“θ”と口紅でかかれていた。彼らは本当に自殺なのだろうか?
修学旅行に持参して読みました(苦笑)
海月さん・・・常に涅槃の表情って。犀川先生のほうが上手か、そうか。何せ先生はもしものときのために鞄の中に電池と銅線とビニルテープ入れているんだもの。
少しばかりすっきりしないのですが、シリーズ読み通せばすっきりするんだろうな。
あんまり森氏は推理小説読まんのだろうなぁ。その分禁じ手とかって考えないから幅が出るのかも。
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gremz
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誕生日:1988/ 08/ 29
職業:学生
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